セカンドホームについての質問

FAQ about Second-Home

セカンドホームプログラムって何ですか?

特定の三重大留学生とホームビジットを中心とした交流を継続して行うものです。ネーミングには留学生にとって第2の家のような存在でありたいという願いが込められています。交流の方法や回数は問いませんので、それぞれのペアの都合で進めてください。マッチングと引き合わせは当会が行います。

    留学生との連絡方法は?

    携帯電話を持っている留学生は問題ないのですが、電話も携帯も持っていない場合は、引き合わせの時にお互いよく確認し合う必要があります。留学生にとってEメールは確実で有効な連絡方法です。留学生会館に住む留学生は、FAXを各自のポストに入れてもらうことができますが、スタッフが常駐ではないので1~3日程度掛かります。手紙を出したという涙ぐましい努力をされた方もみえましたが、負担になると続かないので、留学生にいつ電話してくれても構わないとか、月に一度は連絡してほしいというようなことをはっきりと言った方がいいでしょう。
    ただ日本語に自信のない彼らにとって、電話を掛けるということはかなり勇気のいることであり、特にアジア系の留学生は遠慮してしまうようです。なるべくセカンドホームの方から連絡をとるようにしてあげてください。夜もなかなかつかまらないという声もよく聞きますが、若い学生ですので多少夜遅く電話しても構わないと思います。朝の通学前の時間はつかまりやすいようです。(留学生会館のFAX:059-231-9064)

    どんなお付き合いをしたらいいの?

    セカンドホームにルールはありません。余り硬く考えずにお互いの相性もあるので、無理せず自然体でお付き合いしてください。交流しなければと意識し過ぎると負担になり続きません。交流の仕方は十人十色です。ホームスティではないので泊めることは考えていただかなくて結構です。食事に招く、お茶に誘う、留学生を訪問する、一緒に出掛ける、一緒に料理を作るetc. 会う回数は問題ではありません。それぞれの都合とペースを話し合って決めてください。
    ただし、すばらしいご馳走を用意したり、高級なレストランに誘うといった特別なもてなしをする必要は全くありません。かえって気を使ってしまったという留学生の感想を良く聞きます。ぜひ日本の普段の生活を見せてあげてください。キーワードは『普段着のお付き合い』です。地域のお祭りや、家族のイベントに誘うなどはとても喜ばれることだと思います。

    誘っても応じてもらえず、疎遠になってしまいました。どうしたらいいの?

    一度は会ったけど、2~3ヶ月したら誘っても、アルバイトや勉強が忙しい、友達と約束があるなどを理由に断られると、続ける気がないのかと思い連絡しなくなったら自然消滅してしまったという声を時々聞きますが、外国人であろうと人間同志ですから相性が合わないことがあっても当然です。また日本に来てしばらくすると彼らの生活も落ち着いてきて、学生生活が忙しくなると、 セカンドホームに対する興味が薄れることもありますが、あせらず、時々電話してみてください。
    日本人は、誘って断られることに慣れていないので、2・3度断られると相手が嫌がっていると勘違いすることがあります。小さな疑問や問題も勇気を出して話せばすんなり乗り越えられることは、特に外国人との付き合いではよくあることです。「No!」や「できません」は私たちにはきつく聞こえますが、相手はほとんど気にしていないものです。ただ本当に続ける意思がなくなったのかどうかを確認しても失礼にはなりませんので、遠慮せずに「忙しくなったから、続けるのは難しいですか?」と聞いてみてはいかがですか。

    もっと交流したいのに相手が忙しくてあまり会えません。

    こんな方に良い解決方法があります。交流に意欲のある方は1人だけでなく、複数の留学生のセカンドホームになることもできます。もし1人誘って都合がつかなくても2・3人いれば交流のチャンスはずっと多くなるはずです。2・3人に家に来てもらえば話題もずっと豊富になって1人でお相手をするより気が楽になるということもあります。

    以前に紹介してもらった留学生とのお付き合いを大事にしたいので、その人が帰国するまで次の人は考えられません。

    こういうケースは紹介する側としてもうれしいですね。その人ととてもウマがあったのでしょう。こういう方はこれでいいと思います。でも日本人でも友人は1人ではないでしょう。固く考えずに個性の違いを楽しんでみるのもまた良いのではないでしょうか。あくまでもひとつの意見ですが。

    家族に英語のできる者がいないのですが、大丈夫でしょうか?

    日本語が全くできない留学生をマッチングすることは避けるようにしていますが、彼らも日本語コースを取っているので徐々に話せるようになってきます。日本人と日本語で会話してうまくなりたいというのは、彼らがセカンドホームを申し込む目的の一つでもあるので、ゆっくりはっきり日本語で話してあげてください。家族のアルバムを見せたり、両方が好きな字幕のビデオを一緒に観るのも緊張せずに時間を過ごすひとつの方法です。相手の国の料理を教えてもらいながら一緒に作るのも楽しいですね。留学生に友達を連れてきてもらうと1対1より間が持てるし、話題も増えて楽しいという経験者のアドバイスもあります。

    相手からセカンドホームの継続を断られたり、自然消滅してしまった場合に別の留学生を紹介してもらえますか。

    そのような残念な場合もあるかもしれません。留学生センターに問い合わせてみて待機者がいればご紹介しますが、いない場合は次の募集になりますのでお待ちいただくことになります。